新年会

昨晩20時30分より新年会が執り行われた。よくよく聞いて見れば某部署内の新年会だったようで、その部が持つプロジェクトには参加しているものの、未だに部署が定まらない社員直前の身の俺が何故参加したのか、今にしてみれば若干疑問だ。汚い話しながら、タダ飯万歳。
同部署内から数週間前より某社に出向している女の子が来ていたが、俺の事を「怖い顔の人」と覚えてしまっている。硝子のように繊細な心を持った俺はそれに傷つき、切ない気持ちを伝えようとしたが、その虐げられた状況と軽い酔いのせいか微妙に言葉にならず、吃ってしまって実に情けなかった。
人の事は言えない身だが、いつも社内では静かにしていて口を開いてもボソボソとしか話さない連中が、こういう場に限ってはえらく快活に話しをする様を見るにつけ、日ごろからそういう風に話せと訴えたかった。