「MyDoom」ウイルス、過去最悪のペースで感染拡大

大量メール送信型のウイルス「MyDoom」は、過去最も急速に広まったウイルスとなった。そしてその影響は、今後数カ月あるいは数年にわたって続く可能性もある。

このウイルスは別名「Novarg」「Mimail.R」とも呼ばれ、1月26日にインターネットで急拡散した(昨日の記事参照)。電子メールの添付ファイルを開くと被害者のコンピュータに“裏口”を開くステルスプログラムをインストールする。攻撃者はPCのセキュリティをかいくぐり、そのシステムをプロキシとしてネットワークを介した攻撃を仕掛けられるようになる。

相変わらずウィルスの名前が揃わないのはさておき、結構活発に感染しているらしい。エラーメールを装う等、手が混んでいるので思わず見てしまって見事に感染するというケースが多いようだ。しかしSCOに幾ら恨みがあるのか知ったことではないが、ウィルスばら撒くことはあるまい。攻撃対象にさせられたSCOは調子に乗る気がするし、大体またしても不要な負荷をサーバにかけているだろうからな。
そういえば、どこのサイトだったか既に失念してしまったが、2003年はウィルスの年だか何とかほざいてた記事があったと記憶している。限が無いと分かっているのに、そのサイトは毎年そう言う積もりなんだろうか。