Vidocqを見る。

折角なので5.1chを味わえるようなモノを見てみました。DTSを試してみましたが、貧弱な環境であるにも関わらず、かなりナイスでした。もう2スピーカには戻れません。夜ということもあり、若干ヴォリューム絞り気味でしたけど。今回はサラウンドスピーカは床に置いたまま鑑賞しましたがこいつは案の定不味かったですね。天井に穴あけてぶら下げるわけにも行かないのでカーテンレールにでもぶら下げようと思います。この辺が賃貸住人の悲しい現実。
音響の方ばっかりに気が入ってましたが、Vidocqの方。内容的には「ゲーム感覚」と評されたりする事もある通り、まるで1本道のアドベンチャーゲームを髣髴とされる進行。それでも思いのほか面白い流れで作られているなぁ、という印象。鈍い俺は最後まで犯人が分からないまま見ていて、ラスト直前でビックリという状態でした。というか、真犯人云々はぶっちゃけどうでも良くて、何が納得いかないって例の鏡の仮面の人物の動きが尋常じゃなさ過ぎる点。功夫の達人かお前は、的な動作と人間離れし過ぎた動き。こんなシーンが要所要所で挿入されていくので、段々映画そのものに疑問を感じてしまいます。