「XML特許申請は方針転換にあらず」とMS

Microsoftは先日XMLに関する特許を申請したが、これは同社が普段から行っている動きであり、XMLに関する同社の方針転換を反映したものではないと、同社広報担当者は説明している。

XML特許申請の記事自体はボンヤリしてて取り上げ損ねた。間違っていれば誰か指摘して頂きたいが、こういった事象は同社古川氏の発言とは食い違わないのか。念の為引用しておこう。

実際、ユーザーに不便をかけないよう、権利を自ら放棄する施策も打ち出した。たとえば、「Office2003」からは、「Excel」「Word」のデータファイル形式をXMLに変え、MacintoshのOfficeからはもちろん、Linux上でもXMLで開けるユーティリティを用意すれば、メールにアタッチしたとき、読取りも加工もできるようにした。

Microsoftのオフィススイートがデファクトスタンダードになっており、そのデータは、例えばLinux内のOpenOffice上で自由に閲覧や加工が可能であるとは思うが、今回の動きはそれの妨げになったりはしないのかと感じた。…特許に関してはちゃんと知っておく必要がありそうだな。