気が付いたら2次会まで居た。

昨日は強制的に社員の大半が参加させられた研修の最終日でした。役に立たない話しだった訳でもないモノでしたが…実際の所、土曜日を消費させられる辛さと言ったらありません。休日面は前職に比べれば遥かに優遇されていますけれども、最早週休2日に甘んじてしまっているので、現行プロジェクト等でどうしても休日出勤しなければならないという状況でもない限り厭ですからね。ま、休日出勤ならば代休が付くのでそうも言っていられるんですけど。
何だかんだ言ってますが、しっかりその後の打ち上げにも参加していました。研修会場の前で帰ろうかどうしようか等と考えながらぼーっとしていたら、隣に居たU氏に「ここに居るってことは当然(飲み会に)参加するんだよね?」と言われ、思わず頷いてましたんで。打ち上げ会場に歩いて向かう道すがら、急いで嫁に夕飯要らないメールを送って、盛り上がっている所にOK返事。ありがたや。参加者が15人以上規模ともなると会話もある程度エリアが区切られますが、それでもエリア内で話しが1つに絞られることも無く、ポツポツ様々な話しが繰り広げられます。何だかそれもプツプツ途切れて厄介でしたが。基本的に俺はトークの発端になるような事は出来ない性質なので、聴くに徹する事がメインです。何か投げられたら自分の内に持っている細く長い引き出しをズルズル出して誰も付いて来れなくなる程のネタは部分的にあるんですが。
そんな中、何度か隣に居たH氏が色々俺の事を聞いてきます。彼だけという訳ではないのですが、何かと俺のプライベートな部分を知りたがる人が何故かそれなりに居て*1、薄っぺらでマニアックな事聞いても付いて来れないよ…等と思いつつ一応話してはみますが大抵直ぐに理解不能に陥ります。申し訳無い、口下手で。今回H氏は、まず「この会社の前には何やってたんですか?」と聞いてきたので、俺は素直に「引き篭もり」と言ったら絶句しやがりました。つか、そこで絶句して硬直されると話しが止まってしまって前職の話しまで遡れないんですが。案の定そこでその話しは終了。もう既に誰と話したか覚えていないのですが、先日購入したAVアンプの話しをしていました。それを聞いていたのか、H氏次の質問。「最近どういう映画観てるんですか?」と。「映画は最近観てないな。アレ観てる、エヴァ。」と返してあげた所、またしても彼の動きが止まりました。「エヴァンゲリオンって知らない?」まで言うと漸く朧げながら察知したようです。エヴァを略さずに口に出したのは何年振りでしょうか、何だか悪い事してるみたいで恥ずかしくなってきましたよ。あのアニメ自体がアニメが色んな世代に受け入れられ始める「世に言うセカンド・インパクト」だと思っていたんですが。世の中そんなに甘くないようです。
いつもならば1次会自体がエンドレスの様相を見せかねないので、一旦店を変えるというタイミングがあればその時点で帰宅組の1人としてその場を去るはずなんですが、M氏にIron Maidenの曲を聴かせながら歩いていたら何故か自動的に2次会に参加していました。2次会はカラオケでしたが、そこに残った面子約10人位は恐ろしいまでのテンションの高さ*2。スピーカーがビリビリ唸ったり、ハウリングしまくっているのにそんな事御構い無しで皆躍り狂っていました。何だろう、この体力。学生的なノリ、という感じだったかもしれません。まぁ、俺は学生時代から静かな店で日本酒メインでしか飲まないという随分年齢不相応なペースで呑む人間なんで、実際の学生ノリは知らなかったりするんですが。

*1:言わずもがな男ばっかり。切ない…。

*2:俺以外が。